獲得したメルアドに対し、情報を提供していく主な手段は「メールマガジン(メルマガ)」になります。そして、メールマガジン(メルマガ)をメ書く上ではまず何よりも、そのメールを「メルマガの書き方」を考える必要があります。
そこで、この記事では、
メルマガの開封率を上げるタイトルの付けのポイントを知りたい
メルマガの精読率を上げる為のタイトル構成の作り方を知りたい
という方に向けた内容となっておりますので、是非、参考にしてください。
目次
メルマガの書き方ポイント1・メールを開封してもらう事

そして、メールマガジン(メルマガ)をメ書く上ではまず何よりも、そのメールを「メルマガの書き方」を考える必要があります。
その第一歩目として「メールを開封してもらう事」が不可欠になります。そこがメールコピーにおける最初のハードルになります。
では、その開封率を左右するものは一体なんでしょうか?一番大きなポイントはおそらく、
「この人のメールを読みたい!」
という情報発信者のブランド力であり、そこに確固たるブランド力さえあれば、大抵のメールは読んでもらえます。
ですが、有名人は別としてこれからメルマガを始めていく場合、そこまでのブランド力がある人は「まず存在しない」というのが実状だと思います。
そういった確固たるブランド力は日頃のメールマガジンを通して徐々に構築していくべきものであり、「ブランドが弱い状態からのスタート」が前提となるわけです。
それは言い換えると、必ずしも毎回、メールを読んでもらえるわけではなく「読むかどうかは、読者の気分次第」になるということです。そして、その気分は大抵、メールを届けて一番最初に目に入る
「メールの件名」
に大きく左右されることになります。メールが受信BOXに届いて一発目、その件名が目に入った時に、そこに興味を惹かれるものがあれば、
「ちょっと開封してみようかな」
という気分を引き出せるわけです。つまり、メルマガを始めていく上でまず最初に重要となるポイントは「興味を引ける件名を入れること」になります。
20文字程度が表示される
そして、その件名では基本的に、興味性を重視するべきであり、件名はスマホで読まれた際には「20文字程度が表示される」という傾向にあるため、およそ20文字以内の件名で興味を引かなければなりません。
その上で、その開封率を高める有効なテクニックとしては、以下のポイントが挙げられます。
1、ベネフィットに訴求する
2、新規性に訴求する
3、意外性を感じさせる
4、具体的に書く
これらのポイントを意識すれば人が思わず開封してしまうような、興味深い件名を作れるはずです。以下に例を挙げてみますので参考にしてみてください。
・ベネフィット(欲求や恐怖の解消)
例:30分以内にメルマガを書く方法
:怒られずに済む遅刻の言い訳
・新規性
例:iPhoneXSが遂に発売
・意外性
例:血を吸う蚊はメスだけである
・緊急性
例:先着5名限定で無料相談受付中
・具体性
例:中野周辺の美味い味噌ラーメン屋
上記はいずれのポイントも人が思わず興味を寄せてしまう不変のテクニックです。上記のようなポイントを意識してスマホで見ても途切れないように20文字以内の件名にします。よって、メールコピーを書く際は
「まずは開封してもらうこと」
に意識を向けつつ、ポイントを押さえて件名を考えてみてください。開封率が向上しますので。
メルマガの書き方ポイント1・メルマガでの冒頭文の書き方

「メールコピーの冒頭文の書き方」
タイトルの次は「メールコピーの冒頭文の書き方」についてお伝えしたいきます。
ここまで「メールの件名の書き方」についてお伝えしましたが、件名で読み手の興味を引き、「ちょっと気になるかも」と感じさせることができれば、ひとまずはそのメールを開封して読んでもらうことができます。
ただ、この段階での読み手の心理はまだ浅い興味を抱いてるだけで、
「このメールを集中して読もう!」
という意識は、まずありません。そのため、読むといっても集中して読んでくれるわけではなく、「流し読み」される程度です。
勿論、よほど興味深い件名であったり、その人の大ファンというのであればまた話は変わってきますが、「なんとなくの興味本位」で開封してもらえたメールでは、最初からしっかり読まれることはまず「ない」と思います。
・読むというより目に入れる
・サッと画面をスクロールしていく
主にこんな感じで直感的に「読む価値があるかどうかの判断」をしていくはずなんです。そして直感的に読みやすく、また、興味を惹かれるものがあればそこで初めて意識的に読まれます。
何より、メールを開封した段階ではまだ浅い興味しか抱いてない人にも本文を読み進めていくごとに
「もっと詳細を知りたい!」
と感じさせる事ができるならそれに越したことはありません。
そしてコピーの冒頭文次第では件名で引き出した以上の「より強い興味」を引き出すことが可能であり、メールコピーを書く際には常にそこを意識する必要があります。
可能な限り強い興味を引いて文章を集中して読んでもらえればその後の反応も良くなりますからね。そして、メールの冒頭文ではまずなによりの大前提として
「直感的な読みやすさ」
を感じさせる必要があります。そのメールを開封して冒頭の文章が目に入った際に
「読みにくい、、、」
と感じられてしまうと、件名で引き出した興味が浅いほど、その文章の内容以前の問題として「そもそも読まれない」ということになってしまいます。
メールを読んでもらえなければ、どんなに良いことを書いていても、その先の反応には繋がりませんから「いかに読みやすく書くか」が重要になってくるわけですね。
そして、その「読みやすさ」は文章の構成が重要であり、「可能な限りキャッチー(端的)」に書く必要があります。
これはその後に続く文章でも、重要なポイントになるのですが、まだ強い興味に至ってない冒頭では「特に意識するべきポイント」になってくるわけです。
一行のみで意味がわかる文章

強い興味を引き出すことができれば、多少、読みづらさを感じても、ある程度は読んでもらえますからね。その上で、キャッチーな文章とは、前後の文章を読まなくても
「その一行のみで意味がわかる文章」
のことであり、その一文を目にした瞬間に伝えようとしていることが理解できたり「イメージが湧く」ようなコピーこそがキャッチーなコピーになります。
幾つか具体例を出すと、
・ケーキ・パンを作る料理教室
・目も開けられないほどの豪雨
・ひび割れたアイフォンの画面
・炊き立てホカホカの白いご飯
など、一文のみを目に入れてもそのイメージが湧くようなコピーがキャッチーなコピーです。逆説的に言うのであれば、キャッチーではないコピーとは文章的なコピーのことであり、
「論理的、説明的な文章」
のことを指します。例えば、
『逆説的に言うのであれば、キャッチーではないコピーとは文章的なコピーのことであり・・・』
今あなたが目にしたばかりの上記のコピー。
これはその一文のみを抜き出してそれぞれを目にしてみてもよく意味がわからないはずです。試しにバラバラにして並べてみるとこんな感じになります。
・文章的なコピーのことであり、
・逆説的に言うのであれば、
・キャッチーではないコピーとは
それぞれを目にしただけでは何を言おうとしているのか意味がわかりませんよね?このように前後関係を押さえなければ意味がわからないようなコピーはキャッチーなコピーではありません。
そして、こういった文章的なコピーはある程度、集中して読まれなければその意味が伝わりづらいため、「読む際のストレスが大きいコピー」だと言えます。
当然、そのようなコピーは浅い意識で読まれる冒頭部分には適さないコピーなわけです。つまり、可能な限りメールの冒頭文はキャッチーな構成にする必要があります。
先にも述べたように、スマホでメールを読まれた際には「一行あたり20文字程度が表示される」という傾向にあるため、一行が20文字以内に収まるように意識して書く必要があります。
そもそも大抵の人は文章を読むことが嫌いという前提で、その気持ちを汲み取りながら「いかに読む負担を軽くするか」を考えなければいけません。
その答えの一つが、「20文字以内のキャッチーなコピー」を書くということです。
キャッチーなコピーのメルマガの事例
例えばこの以前配信したメルマガの例をお伝えすると、第1回から第3回に至るまで、以下のように冒頭を書いてましたので、事例として参考にしてください。
第1通目
初めまして、RNの真下です。
実践会メルマガをお届けするにあたり、その担当者の1人として「毎週日曜日の配信」を担当させて頂く事になりました。そして毎週日曜日のテーマはビジネスで結果を出していく上で大切なスキルの1つと言われている、
「コピーライティング」
についてです。
■1通目に配信したメルマガのポイントはキャッチーなコピーの
→毎週日曜日の配信
→コピーライティング
になります。
第2通目
こんばんは、真下です。
毎週日曜日の実践会メルマガはコピーライティングをテーマとして
「平さんがゼロから教えてくれた事」をお伝えしていきます。
そして、先週もお伝えしたように、今回のテーマは「メルマガ(メールコピー)の書き方」
についてです。
■2通目に配信したメルマガのポイントはキャッチーなコピーの
→平さんがゼロから教えてくれた事
→メルマガの書き方
になります。
第3通目
こんばんは、真下です。
今回は「メルマガコピーの冒頭文の書き方」についてお話ししていきます。
■3通目に配信したメルマガのポイントはキャッチーなコピーの
→メルマガコピーの冒頭文の書き方
主にはこのような感じで、流し読みされることを前提に、強調したい部分だけを「キャッチーなコピー」で表現していたわけです。
それ以外の説明的なコピーは興味を引いた後に、「改めて読まれていくこと」を前提に書いています。
説明的なコピーに関しては最初の段階から読まれることは殆ど期待していないわけです。ただ、キャッチーなコピーは読みづらさを感じさせてしまい
「シャットアウトされること」
を避けるためのものでしかなく、そこから強い興味を引くためにはそこで伝えていくことになる「内容」こそが鍵を握ります。
いざ読んでもらえた際には、そこに書いている内容次第で「強い興味を引けるかどうか」が決まってくるわけです。
つまり、「メルマガの冒頭文はキャッチーに書く。」この意識が大切だということです。
では、内容はどうすればいいのか?ここからは、その答えをお伝えしていきます。
メルマガは内容次第

ここまではメール冒頭文の書き方として「キャッチーに書く」ということを
・キャッチーなコピー
・説明的なコピー
それぞれの具体例をあげつつ、その必要性を解説しました。コピーを書く上での前提として
「大抵の人は文章が嫌い」
ということを念頭に置き、さらにメールを開封した直後は
「低い意識で流し読み」
されていくことを踏まえ、流し読みされたとしてもその主張が伝わるように、「キャッチーに書くこと」が大切だということでした。
ただ、キャッチーなコピーはあくまでもその主張の「直感的な理解」を促すだけであり、そこから興味を引けるかは、「そのコピーの内容次第」で決まる傾向にあります。
直感的に読みやすい文章でも、その内容が読み手に響かなかければ興味を引くことはできないわけです。では、どんな内容を書けばいいのか。
読まれるメルマガの構成
まず、率直にその答えを言うなら、読まれるメルマガのポイントは
「読む利得を認識させる内容」
で構成していく必要があります。
そのメールを読めばどうなるのか。
何のためにそのメールを読むのか。
こういったことを冒頭の段階で認識させる必要があるわけです。逆説的に言えば、
・自分と無関係な話
・自分に利得のない話
こういう話をされたところで殆どの人は興味を引かれません。そのため、メールの冒頭では
・その話が読み手に関係あること
・その話を聞く利得があること
これらを認識させるべきであり、そのためのポイントとしては、「今から何の話をするのか。」を示した上で、その話を聞くことによる
・メリット
・ベネフィット
これらを冒頭で認識させることです。メリットとベネフィットはそれぞれ混同されがちですが、
■メリットとは、
→学べること
→できるようになること
■ベネフィットとは
→欲求の解消
ざっくりいうと、このようなものです。
読まれるメルマガの構成事例
では、事例のメルマガで構成を説明すると、第1通目~第3通目までの冒頭文は以下のような構成でした。
第1回
初めまして、RNの真下です。
実践会メルマガをお届けするにあたり、その担当者の1人として「毎週日曜日の配信」を担当させて頂く事になりました。
そして毎週日曜日のテーマはビジネスで結果を出していく上で大切なスキルの1つと言われている、
「コピーライティング」
についてです。
1通目のメルマガのリード文では
■今から何の話をするのか。→ コピーライティング
■メリット→ ビジネスで結果を出す上で大切なスキルを学べる
■ベネフィット→ ビジネスで結果を出せる
第2通目
こんばんは、真下です。
毎週日曜日の実践会メルマガはコピーライティングをテーマとして
「平さんがゼロから教えてくれた事」をお伝えしていきます。
そして、先週もお伝えしたように、今回のテーマは
「メルマガ(メールコピー)の書き方」についてです。
■今から何の話をするのか。→メルマガの書き方
■メリット→メルマガの書き方を学べる&メルマガを書けるようになる
■ベネフィット→メルマガで反応を取れるようになる
第3通目
こんばんは、真下です。
今回は「メールコピーの冒頭文の書き方」についてお話ししていきます。
■今から何の話をするのか。→ メール冒頭文の書き方
■メリット→ メール冒頭文の書き方を学べる&メール冒頭文が書けるようになる
■ベネフィット→ メルマガで反応を取れるようになる
ざっと例をあげてみましたが、いずれの回の冒頭文も「何の話をするのか」について言及した上で、メルマガを読むことでのメリットとベネフィットを認識できるような構成にしています。
ただ、これは注意点ですが、仮に「話の趣旨」を明確にしても、その話を聞くことによるメリットのイメージとベネフィットのイメージを描かせることができなければ興味を引くことはできません。
例えば、ビジネス系のメルマガで
「パンの作り方を教えます」
「お勧めステーキ屋さん教えます」
「昨日観た映画教えます」
といったところでまず興味を引けないと思います。その理由は、その話を聞くことのメリットのイメージとベネフィットのイメージが頭の中で描けないからです。ただ、逆に言えば、
パンの作り方がビジネスに役立つ事。
ステーキ屋の話がビジネスに役立つ事。
その映画がビジネスに役立つ事。
これらを認識させることができれば興味を引ける余地は十分にあります。
つまりメールを書く際にはその冒頭文において「何の話をするのか」を示した上で、「その話を聞くべき理由」を読み手に与えることが大切だということです。
この点に気をつけるだけでも人によっては書き方そのものが変わるのではないかと思います。ぜひ、意識してみてください。
まとめ
ここまで読まれるメルマガにするためのタイトルの書き方や、冒頭文のポイントについてお伝えしてまいりました。
ポイントまとめると、
「20文字以内のキャッチーなコピー」
「その一行のみで意味がわかる文章」
「メルマガの冒頭文はキャッチーに書く。」
「読む利得を認識させる内容」
の4つのポイントを押さえることで、読まれるメルマガのタイトルを作ることが可能になりますので、是非、実践して読まれるメルマガを作り、利益を上がて下さい。
さらに、メルマガの内容を作成するうえで、コピーライティングのスキルが必要になってきます。そのコピーライティングのスキルに関しては下記に記事を参考にしてください。